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about

渡邉 洋美

Hiromi Watanabe

子どもの頃から服を仕立てる仕事をしていた母の姿を見て育ちました。

型紙を引くものさしと尖った鉛筆の線、足踏みミシンの軽快な音、丁寧な針仕事、布を切る鋏の音。

一枚の布から洋服が仕上がっていく様子

仮縫い、仕上がり…お客様の嬉しそうな姿をわくわくしながら見ていました。

端切れ布を使い、傍らで遊んでいたことがものをつくることの原点。

しかしそれは自分の仕事としての芽生えには時間がかかりました。

ようやく自分の時間が出来始めたとき「藍色」に出会いました。

なぜかほかのことに魅かれなかったから

藍から離れることなく、引き寄せられるように今に辿り着いたのでしょう。

遠回りしたのち、日本古来の藍染めを生業にしたいと願ったとき、藍染めの原料「蒅」を仕入れている

徳島県の藍師佐藤氏に深い繋がりのある

日本藍染め文化協会認定「天然灰汁発酵建て技術保持者」矢野藍秀氏に師事することが出来、

徳島へ滞在し、学び直しました。

今、私の工房に徳島大谷焼の1石5斗の藍甕が2基と3斗甕があります。

大谷焼の藍甕も染師が居なくなると途絶えてしまいます。

たとえ自分の小さな行動ひとつでさえも何かの力に成れるはずです。

そして、工房で藍建てをし、藍甕に藍染液が整い、深い紫がかった藍華が咲く静かな時

深呼吸

身体全体に感じる神聖なもの

藍染めと出会い、ゆっくりと時間がかかったからこそ

奥深さ、面白さ、大切さ、愛おしさ、人との繋がり、自然の力を思い知らされ続けています。

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about: スタッフご紹介

岡山県津山市生まれ 美咲町在住

京都芸術大学通信教育部染織コース卒業(2018.3)

一般社団法人 藍産業振興協会会員( 徳島県)

30代半ば藍染めに出会い、その魅力を追い続けている

岡山県内で展示開始 (2005)

主な展示会場

2010  炎色野(東京都渋谷)、恵埜画廊(山形市)

2011   津山アルネ アートギャラリー(岡山津山市)

2012  岡山高島屋「岡山ものづくり展」

2013  暮らしのアートギャラリーもえぎ(東京都国立市)

2014  恵埜画廊、暮らしのアートギャラリーもえぎ

2015  暮らしのアートギャラリーもえぎ、津山アルネ アートギャラリー

2017  イタリアンレストランpiatto nono(岡山勝間田町)、ギャラリー陶佳(岡山市)

2018  信岡フラットミュージアム(広島福山市)、工房Ikuko (倉敷市)

2019  みなとみらいギャラリー「タナツハタメラ染織展」(横浜市)

          暮らしのアートギャラリーもえぎ

          PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山)2019.7.20- | PORT Art & Design (port-tsuyama.com)

    さしこう大福店(岡山市)

    信岡フラットミュージアム

2020 恵埜画廊

2021  暮らしのアートギャラリーもえぎ、 さしこう本店(津山市)

2022 ギャラリー陶佳、暮らしのアートギャラリーもえぎ、美作ものづくり展天満屋津山店(津山市)

          さしこう大福店、さしこう本店

2023 みなとみらいギャラリー「タナツハタメラ染織展」(横浜市)

    漉亩「こんな青」(京都市)

​​    さしこう大福店

​    sajiya studio (岡山県瀬戸内市)

          PORT ART&DESIGN TSUYAMA(岡山)

2015  第46回 津山工芸展 岡山県知事賞 

2016  第67回 岡山県美術展 県展賞 

2018  第69回 岡山県美術展 入選 

2021.2022  日本民藝館展 準入選

about: テキスト
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