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  • 執筆者の写真hiromi watanabe

廻環

更新日:2022年11月7日


3月に蒔いた藍の種が芽を出し成長し

染めるための役目をつくり出してくれる。

天気予報と暦に気を留めながら。

12月種が実り、乾燥するのを待って収穫し、春に備える。

冬季は水の冷たさで染色後の洗いが厳しく、藍染めはお休み。

そして役目を終えた藍染め液は、汲み出して畑や木の堆肥になる。


畑に還すと、茶色になり発酵が終わった液に藍華が咲いていた。

「おかえり」大地からの声。

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